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元カレが跪く時私は笑う
15年間, すべてを捧げてきた恋人・篠原勇夫の事業を成功させた矢先, 大手クライアントの令嬢・高塚優にすべてを奪われた.
私のプロジェクトは彼女の手柄にされ, 私がデザインした指輪やプレゼントした香水も, あっさりと彼女のものになった.
長年の献身と愛情はゴミのように踏みにじられ, お腹にいた勇夫との子供も絶望のあまり中絶した.
さらに追い打ちをかけるように, 二人は共謀して私を陥れ, ナッツアレルギーの私にナッツ入りのケーキを無理やり食べさせ, 病院送りにしたのだ.
私が死の淵をさまよっている間も, 勇夫は優のそばを離れなかった. 彼にとって, 私はもう邪魔な存在でしかなかったのだ.
なぜ, 私の15年間はこんな形で終わらなければならなかったのか.
病院のベッドで目覚めた私は, 親友の助けを借り, 彼との過去をすべて捨て, 別の男性との政略結婚を決意した. 夫と親友に裏切られた私
結婚記念日のパーティーで, 夫の雅明が私の幼なじみである小春に愛を告白した. しかも, 彼がコンペで大賞を受賞したデザインは, 私が考えたものだった.
私がアイデアを盗まれたと訴えると, 雅明と小春は結託して私を悪者に仕立て上げ, 嘲笑した.
「凛花, 気分が悪いなら控え室に戻れ. こんな騒ぎを起こすな」
冷たく突き放され, もみ合いになった末に階段から転落. お腹の子どもは, あっけなくこの世を去った.
病院で流産の処置を受けている間, 夫は擦り傷を負っただけの小春に付きっきりで, 私には目もくれなかった.
「凛花さんなんてどうでもいいって, 雅明さんは言っていましたから」
電話越しに聞こえた小春の嘲笑が, 私の心を完全に凍らせた.
この時, 私は誓った. 私からすべてを奪ったあの二人を, 必ず地獄の底に叩き落としてやると.