/0/19465/coverorgin.jpg?v=5be7d38759bc97012002865b5658cd56&imageMogr2/format/webp)
「おい、もうええじゃろ…ぼちぼち抜けぇや」
「はぁ? お前だけが気持ち良うなったらええんか? 次は俺の番じゃろうが。もうちぃと付き合うてくれぇや」
「バカか、もう散々したろうが。暑いんじゃって」
のし掛かってくる男が身動ぎするたびに、ボトボトと滝のように汗が降り注いでくる。
体の中も外も、熱くて暑くて堪らない。
「ほんまに、ちょっともう勘弁…もう出るモンもなんも無いが」
「何言いよんな? お前体力落ちすぎじゃないんか、情けない。それともあれか? 俺とする前にどっかで悪さでもしてきたせいで、タンク空っぽなんか?」
「………こがいなオッサンと悪さしたがる物好きおらんわ。お前ぐらいよ、俺なんかに突っ込みたがるん。そもそもな、現役アスリートのお前とおんなじだけの体力求めるなや」
上の男がニヤリと口許を歪めれば、体の奥深くまで穿つ熱が更に容積を増す。
もうこれ以上は無理だ…とクールダウンを試みていた俺の体は、その圧迫感に再びゆらりと温度を上げ始めた。
「お前なぁ…何をまた大きいしよんな」
「あ? お前が俺の独占欲満たしてくれるけ、嬉しいなったんじゃろ」
どうにも抑えきれない欲が塊となり、捌け口を探して体内を駆け巡る。
───独り占めできる事を悦んでるのが、自分だけだと思うなよ?───
/0/19255/coverorgin.jpg?v=97193f902a635d128060e450f24c7c14&imageMogr2/format/webp)
/0/20860/coverorgin.jpg?v=18daa2d1b1b4a67729f7b00e161dd3c4&imageMogr2/format/webp)
/0/21383/coverorgin.jpg?v=4abf9dcfee8c98c8b4e929c00e153017&imageMogr2/format/webp)
/0/20950/coverorgin.jpg?v=fac58aa0c0301bfb0f058e9ac0b4e4d2&imageMogr2/format/webp)
/0/20895/coverorgin.jpg?v=64605864c2e980d5e8dcc71922c66914&imageMogr2/format/webp)
/0/21075/coverorgin.jpg?v=e17c088689e1c552e69644f7718d6f0f&imageMogr2/format/webp)
/0/20334/coverorgin.jpg?v=20251106195128&imageMogr2/format/webp)
/0/20320/coverorgin.jpg?v=1aee8f8278e3932638170d9e09017340&imageMogr2/format/webp)
/0/20279/coverorgin.jpg?v=9245d8ac8a98f0a6c514a52e2d556e87&imageMogr2/format/webp)
/0/20293/coverorgin.jpg?v=2bab27411a688b6b1dc3aaf4ca9c4e0a&imageMogr2/format/webp)