私の心を傷つかない
彼女たちが家に帰ると、アシュリーはすぐに自分の寝室へと駆け込んだ。 エリーは、彼女の後を追いかけて呼んだり、彼女の部屋まで付いていったりはせずに、
肩をすくめて台所に行き、夕食の準備をした。 アシュリーは、エリーが食事に呼ぶまで、部屋から出て来なかった。
「寝室で何してたの?」 エリーは不思議そうに尋ねた。
「明日には分かると思う」とアシュリーは答えた。 他に言う言葉は何もなく、急いで食事をすると、 すぐに立ち上がって、流しに食べ終わったお皿を置いた。 アシュリーは、台所を出る前、エリーに不思議な笑顔を見せ、再び自分の部屋へと姿を消した。
エリーは首を横に振ると、フォーラムでの投稿やコメントが、アシュリーを苛立たせたのではないかと考えた。
ベッドに横になったアシュリーは、メッセンジャーアプリを開き、携帯電話の画面に目を釘付けにした。
そして、メッセンジャーの友達の1人にメッセージを送り始めた。
アアアシュリー:「こんにちわ?」
スカイライン:「やあ、小さな可愛い子。 やっと連絡してくれたんだね」 その文の後には、泣き顔マークが続いた。
アアアシュリー:「まあ、最近忙しくしてたの。 それで、あなたは元気?」